橋本環奈は声がハスキーだからすばらしい
(画像はオフィシャルブログより引用)
橋本環奈の声が可愛い。天然記念物に指定したいくらいの美少女っぷりに似合わないハスキーボイスもまた、彼女の特徴のひとつだ。カラオケでオールでもしたの?っていうかすれ具合。
今日はそんな橋本環奈のかすれ声がいかに素晴らしいか、そしていかに暴力的か説明したい。
地声がな、かすれてるのがイイんだよ
道行く人に「可愛いアイドルといえば?」と聞いたら、多くの人がこう答えるだろう。
"橋本環奈"と。
福岡発のアイドルグループとして活躍。"1000年に一度の美少女"の大げさすぎるキャッチコピーも背負わされ、CM、テレビに引っ張りだこ。映画は今年だけで『ハルチカ』『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』と大活躍。
なぜこうまでメディアに露出するか。それはカンタン。顔が可愛いからだ。もうこればっかりは動かしようがない。1000年に一度はダテじゃない。橋本環奈に比べたらそこらへんの一般人なんて石ころに見える。いや、これは流石に失礼だった。申し訳ない。謝罪します。一般人と比べてられてしまった橋本環奈に謝罪します。
だが、ハスキーボイス。見た目とのギャップがいちじるしくはなはだしいハスキーボイス。アンガールズ田中の趣味が紅茶だった、って知ったときくらいのギャップを感じる。
本人は気にしているらしい
2014年放送の「行列のできる法律相談所」で、橋本は自分の声について「低くて可愛くない」と言った。
だが待って欲しい。彼女の圧倒的顔面力の前では、綾戸智恵のようなハスキーボイスもチャームポイントになるのだ。というわけでその声を実際に聞いてもらいたい。
控え室での我ら。
— 橋本環奈 (@H_KANNA_0203) 2017年3月4日
ロケバスの中でもみんなで話してました😊
海老名まで結構かかるんですね〜
距離感全然わからなかった!
明日も舞台挨拶
生中継するそうです!✨
全国の皆さん!明日は映画館でハルチカを観ましょう☺️#映画ハルチカ pic.twitter.com/FnKGCCbaV9
ちなみに動画そのものは探し始めてから1分ほどで見つかった。でも気づいたら1時間ほど橋本環奈のTwitterから画像をあさっていた。夢中とは恐ろしいものである。
さて、アイドルとは「作られたもの」であり、その人の根本的人間性そのものに「アイドル像」という衣装を着せた存在であると思う。小嶋陽菜が元からああいう喋り方のはずがない。「こじまはるなです」と言え!「んじまふるにゃでぇす」じゃないんだよ!すみません取り乱しました。
その点、"究極の地声"を包み隠さない橋本環奈の潔さはいい。テレビで自分から悩みとして紹介するあたり「本当のコンプレックスは別にあるのでは」と邪推させるが、大切なのは超絶美少女にも悩みがあるんだな~と思わせることだ。地声がチャームポイントなのに気にする姿は、けなげなアイドルそのものである。
岡井千聖もハスキーだが
ハスキーボイスアイドル、といえば℃-uteの岡井千聖が浮かぶ。だが℃-ute岡井はあまりに"タレント寄り"であり、なんといか、スナックのママのような"親しみやすさ"がある。スナックのママの声がハスキーだったとしても、違和感がない。違和感という"フック"がないと「ああ、それっぽいね」で終わってしまい、ただのスナックのママが醸成される。勘違いしないでほしいが、僕は岡井千聖が大好きだ。面白いから。歌も上手いよね。
一方、橋本環奈。顔だけ見れば「ぷっちょ」のようなスウィーティーかつフルーティーな声を連想させる。今日初めてまともに橋本環奈の声を聞いた人は驚いたはずだ。セーラー服の似合う顔面から、機関銃のように荒れたボイス。かすれた中にも高域があり、倍音も感じさせる。
完璧な美声というカテゴリには入らないが、どこか耳に心地よい響きがある。不思議である。
そんな顔と声のアンバランスさ、2面性も含めて、"橋本環奈"というアイドルは完璧なのだ。確かにあの顔面パワーは"1000年に一度の美少女"感がある。だがそれにハスキーボイスというフックが加わったとき、"2000年一度のアイドル"が生まれる。10倍だぞ、10倍!