関塾のCMがついに「みすず学苑」を超えた
視聴者に少しでもインパクトを与えたい。どうにかして自社ブランドを脳裏に焼き付けたい。
それはテレビCMを打ち出す全企業にとって言えることだろう。
だから、たまに"インパクトにステータス全振り"みたいなCMも生まれる。
怒涛の合格!みすず学苑!
学習塾がテレビCMを打ち出す理由は何か。「生徒集め」である。異論ある人いますか?いたらごめんなさい。
学習塾でインパクト全振りのCMといったら「みすず学苑」だ。
辛くなってきた。何種類あるんだこれ。
とにかくそういうわけで。「学習塾CM」のくくりで言えば、今までみすず学苑がインパクトNo.1だった。
※注)広告の価値とか難しいことはわかりません。でも多分、やる気スイッチとか「今でしょ!」のほうがコマーシャルとしては成功してると思います。
やべえ学習塾CM「関塾」が出現
しかしここに来て新たなモンスター学習塾が現れた。
「関塾」である。
なんだろう。まず画面切り替えが多すぎて、視神経へのストレスがすごい。
内容は……特に言葉で説明することもない。とことんカーン!塾。以上。
どうしてここまで振り切れてしまったのか。
みすず学苑と関塾のCMを比較する
先に挙げたみすず学苑のCMと、関塾。ふたつのCMから得られる情報を比べてみよう。
【みすず学苑】
・大学受験用の予備校
・怒涛のように合格させる
・英語指導に力を入れている
・関東圏に展開している
【関塾】
・ドラム
以上
何もない。強いて言えば女の子が可愛いくらい。鎮西寿々歌っていう子らしい。だからなんなんだ。関塾に行っても鎮西寿々歌に会えるわけじゃないんだぞ。
関塾の他のCMも見てみる
ドラムのCM、本当にヒドい。
だが待ってほしい。「関塾の他のCMもあるのでは?」と思った人がいるはずだ。勘が鋭い。確かに関塾はドラムバージョン以外に、すばらしいCMを公開している。
その点については僕から謝らなくてはならない。あたかも"関塾のCMイコールお花畑"みたいな印象操作をしてしまった。
関係者の皆さんには申し訳ないと思っている。
では改めて見てもらいたい。関塾CM「DJ篇」だ。