キタキツネの赤ちゃん

CM、芸能、担々麺

ブルゾンちえみの魅力は上から目線と親近感のギャップである

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(画像はブルゾンちえみTwitterより)

濃いメイクにキャリアウーマン風の服装。上から目線で世の女性へアドバイスする芸風。

お笑いタレント"ブルゾンちえみ"の人気が止まらない。

テレビ好きにはもはや説明不要だろう。両脇に長身のハンサムを従え、"ブルゾンちえみ with B"として登場。「ぐるナイ!おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴今年も誰か売れてSP」で一躍人気芸人の仲間入り。今ではバラエティ番組に引っ張りだこ。ドラマへのレギュラー出演も決まるなど、活躍の幅を広げている。

いったいこの女性芸人、なぜにこれほどまで人気なのだろうか。

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アースミュージック&エコロジーのCM、狙ってやってる?

まず、キャストが豪華だ。宮崎あおい広瀬すず鈴木京香

宮崎あおいが出ていることで気づいた人もいるかもしれない。「アースミュージックエコロジー」のCMである。宮崎あおい、っていう時点で敬遠してしまう人もいるだろうが、ひとまず聞いて欲しい。このCM作った人、狙ってやってるとしたら「相当だな」と思うのである。

 

男にイラつく女性像

イラつく宮崎あおい、イラつく広瀬すず、イラつく鈴木京香だ。しかもその原因はすべて男関係。宮崎あおいは同僚男性のデリカシーに欠ける発言にイライラ。広瀬すずはLINEで男にイライラ。画面に出てくる"拓也"とは恐らく友達以上の関係だろう。なんでそう決めつけるかって?「元カノ」って言われてタメ息つくなんて、友達以上に決まってるでしょうが!

鈴木京香はダンナの心ないひとことにイライラ。長谷川博己との熱愛はどうなったの、と言いたくなるが我慢。

3人そろって男に振り回されている。earthは男に恨みでもあるんだろうか。女にストレスを与えるのは男!って。時代の先端を導く存在であろうファッションブランドにしては、いささか考えが前時代的な気もする。

男にイラついた女性が行き着く場所は…

まったく男ったら!みたいな表情をして、行った先はバッティングセンターだ。イラついた原因は男でありながら、男性性の象徴である"野球"に発散を求めるのは皮肉だねぇ、と見るのは考え過ぎか。

バッティングセンターにわざわざ行くのだから、それなりに上手い? いやいや打てない。3人そろいもそろって、打てない。バットに振り回されてる。バットに!バットだよ!?あ~また下ネタだよ。朝は男に振り回されて、夜はバットに振り回されて、ってearthは何を考えているのか。

まあ恐らく僕の邪推である。ただもしCMプランナーの人が狙ったやっているとしたら。相当な皮肉テクニックである。僕のアースミュージックもアンドエコロジーしそうだ。

僕が『ラ・ラ・ランド』を絶対に観に行かない理由

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『ラ・ラ・ランド』とタイトルにつけたが、ミュージカル(映画)全般についてのことだ。

とにかくミュージカルが苦手。これは自意識と自意識の戦いである。

観てると恥ずかしくなる

『ラ・ラ・ランド』がアカデミー賞作品賞を受賞!おめでとう!おめでとう!

と思ったら本当は別の作品でした。わー残念!

という"事故"が世間を賑わせた。ミュージカル作品ということもあり、読み間違えのハプニングを含めてひとくくりのショーのようだった。

 

どうにも、盛り上がれない。『ラ・ラ・ランド』が悪いわけではない。僕自身、ミュージカルが苦手なのだ。

自分に限ったことではないが。ミュージカルが苦手な人の主張は「突然歌いだすのが変だから」だろう。アンケートを取ったわけじゃない。でもきっとそうに違いない。

僕も例に漏れず、急に歌い出すあの人たちに慣れない。でも勘違いしないでほしい。「突然歌い出すなんて、ミュージカルって変だね」とディスるつもりは一切ない。

むしろ、エンタメファンのひとりとしてミュージカルを楽しみたいのだ。

でも、でもよぉ…

やっぱり気になっちまうよぉ

感情をもっと豊かに。台詞回しだけではできない表現のため「歌」「音楽」を使う。

そういうミュージカルの性質はわかるが、どうにも気になる。あの人たちはなんで歌い出すのか。

「気にするな気にするな。それよりも歌を楽しもう。踊りを観よう」

そう自分に言い聞かせるたびに、どんどん集中が途切れていく。いったいなぜなのか。みんなで急に歌って踊りだすの、おかしくない?車の上に立ってダンスって、マナー悪くない?

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『ラ・ラ・ランド』公式Twitterより

 

正直に言おう。僕は恥ずかしいのだ。歌って踊って、「わたし、表現してます!」と暴れまわる人をスクリーン(舞台)で観るのが恥ずかしい。だからどうにかして、自分のなかの"恥ずかしさ"を外に逃がしたくなる。車の上で踊るのはマナー違反、とかどうでもいいことを言ったりして。役者さんたちは何考えながら歌ってんだろうな、本人たちは不自然だと思わないのかな、とか。

もちろんこれは極めて浅い考え方。な~にがエンタメファンだよ。ああいう芸術を理解できないとは器の小さい野郎だな。

自分でもわかっている。だが繰り返すように僕もミュージカルを楽しみたいのだ。それでも自意識が邪魔してくる。

さて、なぜミュージカルを観るのが恥ずかしいのか。

原因について考えるうちに、あるひとつの可能性にたどり着いた。

僕は「ほかの観客と一緒に観る」というシチュエーションが苦手なのかもしれない。

共感性羞恥」に理由があるのでは

昨年夏ごろ「共感性羞恥」なる言葉が流行った。テレビで誰かが恥をかくシーンがあると、自分のことのように感じて恥ずかしくなってしまう現象。らしい。確か「マツコ&有吉の怒り新党」が初出だと思う。


この「共感性羞恥」が、ミュージカルを見て恥ずかしく感じる理由ではないかと思う。

冒頭で触れたアカデミー賞での発表ミスも同じかもしれない。舞台の上で居心地が悪そうにする『ラ・ラ・ランド』関係者の心情を考えると、「アチャー!ハプニングだね」と面白がるなんてできない。到底ムリ。

 

「誰かが恥をかくシーン」と書いたが、共感性羞恥を感じる原因は色々あるそうだ。人によって感じ方は違うらしい。

とはいえ『ラ・ラ・ランド』を始めとするミュージカル映画は、歌って踊るもの。羞恥心を共感する部分なんてないぞ。

ここで僕はひとつの仮説を立てた。

「今一緒に作品を観ている他の観客も、"なんであの人たち急に歌いだしたんだろう"と恥ずかしくなっている、と勝手に想定し、その妄想とも言える想定に勝手に共感して居心地が悪くなっている」

という説だ。

 

僕のほかにミュージカルが苦手な人。こんな経験はないだろうか。ミュージカルを観るのは気が進まないけど、ミュージカルのCMを家でひとりで観る分には居心地が悪くならない。そんな経験。

結論、じゃあどうすればいいのか

試しに『ラ・ラ・ランド』の予告篇を観てみた。家で、ひとりで。

そうしたところ特に何も感じず、精神的にノーダメージで観られた。だから『ラ・ラ・ランド』は、いつかブルーレイを借りて家で観ようと思う。

 

ひとりで。

 

「あけてびっくり生茶箱」CMの波瑠がエロスまき散らしすぎ

ああ、雪が降ってる。雪だよね? 雪降ってきた!

ん? 誰も気づいていない…なんでだろう…トーキョーってそれなりに雪めずらしいよね? みんな雪に興味ないのかな……

 

はい、ただの目のなかのゴミでした。寒空の下でゴミを雪と勘違いしてるアホ。寒い。あたたか~いお茶が飲みたい。あたたか~いお茶。それも美人の女優さんに淹れてもらったヤツがいいな。

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「ミノン」CMでタナダユキ監督&大島優子が描く"娘から母への感謝"

大島優子と坂口健太郎が、「ミノン」のCMでいつの間にか結婚していた。

シリーズものとして6作ほど制作された「ミノン」CM。今まで「一緒に買い物篇」「ケンカした篇」「彼の引っ越し篇」などが公開されている。

監督するのは映画『ロマンス』のタナダユキだ。『ロマンス』も今回と同じくタナダユキ監督&大島優子主演で撮られている。

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